後払いできる退職代行まとめ|「辞めてから払う」の仕組みと手数料比較
更新日: 2026年7月17日
「今すぐ辞めたいけど、給料日前でお金がない」——そんな人のために、退職代行には後払い(あとばらい)対応の業者があります。ただし後払いには手数料の有無・審査の有無という見逃せない違いがあります。当サイトのデータベースから後払い対応業者を整理しました。
この記事の目次
後払いの3つの方式
- 完全後払い(審査なし):退職日が決まってから支払う方式。辞めるんですが代表格で追加手数料なし
- 後払い(手数料あり):モームリは手数料3,000円、OITOMAは手数料9,000円で最長1ヶ月の後払いに対応
- 後払い決済サービス経由:わたしNEXTなどはPaidyやコンビニ後払いに対応。決済会社の審査があります
最新の対応状況と料金は各業者ページ(一覧はこちら)に掲載しています。
後払いを選ぶときの注意点3つ
- 手数料込みの総額で比較する:「後払い可」に飛びつくと、手数料で他社の前払いより高くつくことがあります。例:本体20,000円+後払い手数料9,000円=29,000円
- 支払い期限を確認する:多くは退職成立後や1ヶ月以内が期限。給料日・退職金の入金日と照らして無理のない計画を
- 「支払わなくていい」ではない:後払いの踏み倒しは債務不履行です。請求・督促の対象になります
お金がなくても使える他の工夫
- 低価格帯の業者を選ぶ:安い順ランキングには12,000円台からの労働組合型もあります
- アルバイト料金の確認:非正規向けの割安プランを持つ業者が多くあります
- 最後の給料・有給消化分を計算に入れる:退職しても直近の労働分の給料は必ず支払われます。「辞めたら無収入」と思い詰める必要はありません
まとめ
後払いは「今の手持ちゼロ」でも退職を可能にする有効な仕組みですが、手数料込み総額での比較が鉄則です。安い順ランキングとあわせて検討してください。
後払い対応業者の実データ比較(当サイトDBより)
| 業者 | 本体料金 | 後払い方式 | 手数料 | 実質総額 |
|---|---|---|---|---|
| 辞めるんです | 27,000円 | 独自(審査なし) | 0円 | 27,000円 |
| モームリ | 22,000円 | 独自(1ヶ月以内) | 3,000円 | 25,000円 |
| OITOMA | 20,000円 | 独自(最長1ヶ月) | 9,000円 | 29,000円 |
| ヤメドキ | 24,000円 | 完全後払い | 0円 | 24,000円 |
| わたしNEXT | 21,800円 | Paidy等(審査あり) | 決済会社規定 | 21,800円〜 |
※料金は当サイト確認時点。最新は各業者ページと公式サイトでご確認ください。こうして総額で並べると、「後払い可」の見出しだけで選ぶと3割近く差が出ることが分かります。
総額シミュレーション:手持ち0円で今すぐ辞めたいAさんの場合
給料日まで2週間、手持ちほぼゼロ、有給8日残の正社員Aさん(月給24万円)を例に3つの選択肢を比べます。
- 後払い(手数料0円の業者):総額27,000円を退職確定後・給料日後に支払い。有給8日分(約8.8万円)が最終給与に乗るため、収支は+6.1万円
- 後払い(手数料9,000円の業者):総額29,000円。収支+5.9万円。急いで選ぶと2,000円の差
- 前払いの格安労組型(14,000円)を給料日まで待って利用:収支+7.4万円だが、2週間余計に出社する心理コストが乗る
「最終給与+有給消化分は必ず入ってくる」ことを織り込むと、手持ちゼロでも実は選択肢が広いことが見えてきます。
「借りて前払い」と「後払い」はどちらが得か
手持ちがない場合の選択肢として、消費者金融等で借りて安い業者に前払いする方法も理屈上はあります。比較してみましょう。
| 後払い退職代行 | 借入して前払い | |
|---|---|---|
| 審査 | なし〜簡易 | 信用情報の審査あり |
| コスト | 手数料0〜9,000円 | 利息(年18%なら3万円借入で月450円程度) |
| 信用情報への記録 | 残らない(業者独自後払いの場合) | 借入履歴が残る |
| 心理的負担 | 小さい | 「退職のために借金」という負担感 |
結論、数千円の手数料差のために信用情報に借入履歴を作るのは割に合いません。後払い対応業者か、手数料0円の完全後払い型を使うのが合理的です。唯一の例外は、弁護士型(5万円超)が必要なケースで後払い非対応の場合ですが、その場合も多くの事務所が分割払いの相談に応じます。
後払いでも絶対に守るべき3つのルール
- 支払期日をカレンダーに入れる:最終給与・有給消化分の入金日と支払期日を並べて資金計画を立てる
- 「退職できなければ支払い不要」の条件を記録に残す:チャット履歴をスクリーンショットで保存
- 踏み倒さない:後払いは信頼で成り立つ仕組みです。未払いは督促・法的請求の対象になり、退職で守ったはずの平穏が台無しになります
よくある質問
Q. 後払いの審査に落ちることはありますか?
A. Paidyなど決済サービス経由の場合は審査があります。業者独自の後払い(辞めるんです等)は審査なしをうたっているものもあり、方式によって異なります。
Q. 退職に失敗したら後払い分はどうなりますか?
A. 全額返金保証のある業者なら支払い義務ごとなくなるのが一般的です。保証の有無と条件は依頼前に必ず確認してください。
Q. 給料日前でどうしてもお金がない場合、どのタイプが一番安く済みますか?
A. 総額では労働組合型の低価格業者(12,000〜20,000円)を前払いで使うのが最安になりやすいです。後払いは手数料次第で割高になる点に注意してください。